
カレッジの田中です。
昨今、日本では、急激に木材が不足しています。そのため、価格が高騰しています。理由としては、アメリカと中国で木材の供給が集中し日本に入ってこない状況が続いていることがあげられます。
アメリカでは、新型コロナの影響により、在宅が広がり、都市部から郊外へ住宅ニーズが転換、またそ合わせた低金利により、新築住宅の供給が高まり木材を大量に仕入いています。
中国でも、新型コロナの影響からいち早く脱出し、経済活動が再開、それに伴いコンテナを大量に買い集めています。そのため、ヨーロッパは陸路の利用が可能な中東などに多くの材木を輸出し始めています。
それらが相まって日本への輸入が大きく停滞し、圧倒的な材木不足に陥ったという状況です。
今後も材木調達の目処はたっておらず、これからますます住宅市場に影響を及ぼすと考えられます。そのため、近い将来、ご自宅購入を考えられている方は、早めに動かれることが良いと思います。
新築を建てられる方は、建築費の高騰や工期の見通しが立たないといった問題が・・・
もちろん建売住宅にも同じように影響を及ぼします。
これらの問題は木造住宅に限らず、鉄筋コンクリート造や鉄骨造についても住宅の場合は、多くの木材を使用するため、新築市場全体に関わってきます。
次に新築が高騰すると、既存(中古)住宅にニーズが集まると考えられるため、段階的に既存(中古)住宅市場も高騰するのではないかと思います。
これらの問題から今、自宅購入を検討している方は、一旦様子を見るという考え方もひとつですが、現在の住宅ローンの組みやすさ、低金利、税制優遇等を考えると、みすみす購入の機会を逃すのも惜しいように感じます。
そのため、今できる最大限の購入活動を進めるべきだと私は思います。
しかし、材木不足の問題が長期的に続いたとしても、これらの住宅市場高騰は一時的なものであるとも考えられます。
一旦は、価格が高騰しますが、それに購入者が追いついてこない状況にいずれ陥り、需要と供給のバランスが崩れる・・・
また、住宅開発会社(マンションデベロッパーや戸建・宅地造成業者)は、建築コストが読めないため、新たな土地の取得に慎重になる(土地価格の目線が下がる)ことが予想され、結果として地価の下落に繋がるのではないかと思います。
そのため、不動産をいずれ売却しようと考えられている所有者様も、今が売り時という考え方もできます。
いずれにしましても、住宅市場はここ10年程度右肩上がりが続いたのが、転換期を迎えようとしているように感じますので、これらの機を逃さないようにお考えくださいませ。
弊社では、それらの市場動向も踏まえてお客様をカウンセリングし、最適な方針をご提案させて頂きますので、是非お問い合せくださいませ。
遠方の方でも、ご相談は全国どこでも承れますのでお気軽に仰ってください。
無料相談後、内容に応じてフォローさせて頂きます。
今回はここまで!ありがとうございました!!
